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スマホ決済とは
スマホの普及に伴い、スマホにキャッシュレス決済専用のアプリをインストールすれば現金レスで支払いができるシステムです。
馴染みのあるところではモバイルsuicaが分かりやすいと思います。
2019年までの常識は、もう古い
2020年になり昨年までのキャッシュレスの常識はもう通用しません。
単にスマホ決済などを使えさえすれば得なのか?
それは違います。
2019年まで実施されていたスマホ決済各社の還元キャンペーンが新たなフェーズに入りました。
まず注目すべきは、国の還元策に合わせた還元率 「上乗せ」について各社で対応が異なるので、国の還元対策店の種類によって決済を使い分けるのが得策です。
早わかり ~ じゃあどうすればいい?
難しく考える必要はありません!
各社の還元率に大差が無いときに、どのスマホ決済をメインに使うべきか?
基本的には自分が普段集めている、または使用している共通ポイントを軸にして選びましょう。
現在、国内の主な共通ポインは
・Tポイント
・Pontaポイント
・楽天スーパーポイント
・dポイント
Tポイント
PayPayにモバイルTカードを連携すると、Tポイントアプリを開くことなく、モバイルTカードを利用してTポイントを貯めたり、使うことができます。
しかし、TポイントをPayPay残高にチャージすることはできません。
Pontaポイント
2020年5月からはau PAYにPontaを統合し、au WALLETポイントはPontaポイントになります。
楽天スーパーポイント
楽天ペイでの決済時にポイントが貯まります。
楽天ポイントカードを提示すれば0.5~1%の還元率を上乗せできます。
また、ポイントを支払いに利用できます。
dポイント
d払いとdカードの併用で還元率が優遇されます。
また、dポイントを支払いに利用できます。
PayPay
ユーザ数が2,500万人を超えました。
PayPay残高にチャージして使うのが基本です。
現金や銀行口座、ソフトバンクまたはワイモバイルの通信料金と合わせた支払いの他、ヤフーカード、ヤフオク!の売上金からチャージができます。
店舗での還元率は1.5%、PayPay残高に直接還元されます。
【こんな人が得をする!】
●ソフトバンク、ワイモバイルのユーザ。
●外食をよくする人。
●Yahoo!ショッピングを利用している人。
●Tポイントをためている人。
【クレジットカードとの関係】
ヤフーカード以外のクレカはPayPayボーナス還元が0%になってしまいます。
現在ヤフーカードもPayPay連係の決済とチャージ分はTポイントの付与対象外となり還元率は積み増せません。
狙いどころはチャージ可能額が大きい銀行口座。
PayPay残高での支払いは店舗での還元率は1.5%。
請求書払いの還元率は0.5%。
Yahoo!JAPAN対象サービスの還元率は1%。
楽天ペイ
決済するたびに 楽天スーパーポイント が貯まります。
クレジットカードを連係させて後払いするか、楽天のオンライン電子マネーである楽天キャッシュを通して楽天銀行口座からチャージした残高で支払う仕組みです。
チャージの手間がないうえにポイントが貯まる点を考慮すると、クレカとの連携が有利です。
期間限定ポイントを日々の買い物で使えるので、ポイントの失効を防ぐ予防にもなります。
【こんな人が得をする!】
●楽天カードを持っている人。
●楽天のサービスをよく利用している人。
【クレジットカードとの関係】
現在はクレカの還元分がそのまま楽天ペイ決済の還元分に上乗せされます。
クレカの還元率が高ければ、それだけ合計還元率は高くなります。
過去に楽天カード連係限定での還元率アップキャンペーンを行ったことがあり、今後のことを考えると楽天カードを連係させるのが良いかもしれません。
d払い
残高機能を搭載して現金でのチャージや送金、dポイントを送ることが可能となり、他社と同等のサービスを提供できるようになりました。
【こんな人が得をする!】
●ドコモの携帯電話を利用している人。
●dカードを持っている人。
●ネット通販で買い物をよくする人。
【クレジットカードとの関係】
やはり最強なのはdカードです。
dカードは各種キャンペーンに参加するときに必要になります。
ベースの還元率を最大7%に上げる「dポイント スーパー還元プログラム」には、dマガジンやdTVというNTTドコモのサービス利用でプラス2%など、容易にクリアできる条件もありますが、d払いの連携カードをdカード以外にしている場合にはキャンペーンの対象外になってしまいます。
ただしリクルートカードは、ドコモユーザに限って1.2%還元されます。
【ネット通販に強い】
d払いは通常店舗で利用した場合、200円につきdポイントが1ポイント付与されますが、毎週 金・土曜日は「d曜日」といい、100円で1ポイントが付与されます。
au PAY
かつてはauユーザ限定のサービスだったau PAYが、現在は誰にでも使用できるようになりました。
また、楽天ペイ(アプリ決済)の一部対象加盟店においてau PAYの利用が可能となりました。
2020年5月以降にau WALLETポイントはPontaポイントになります。
【こんな人が得をする!】
●auのサービスを複数利用している人。
●REX CARD(ジャックス)を持っている人。
●Pontaポイントを貯めている人。
【クレジットカードとの関係】
チャージ時に還元率が一番高いのは約1.26%のリーダーズカード(ジャックス)ですが、2年目以降に2,000円の年会費が発生します。
よって一番お得なのは年会費が無料で、還元率が1.25%のREX CARD(ジャックス)をおすすめします。
au WALLETプリペイドカードを共有するau WALLET残高へのチャージが前提。
現金やMastercard、AMERICAN EXPRESS、一部のVisa、JCBのクレジットカードも対応している。またじぶん銀行からもチャージが可能です。
200円の利用でau WALLETポイントが1ポイント貯まり、獲得したポイントは1ポイント=1円で残高へのチャージが可能です。
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